こんにちは、モトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。
今日は駆け出しのフリーランス事情について書きます。今は会社で働いているけれど、いずれは個人で仕事したいという方のお役に立てれば幸いです。あくまでも一例ですので、イメージ付けの参考までにご覧ください。
両方経験して感じる会社員とフリーランスの違い
よく世間で「会社員は収入が安定していて、フリーランスは安定しないので大変です」と言われています。たしかにその通りなのですが、それ以上に自分は次のことで苦労しました。
- 収入が入るまでにタイムラグがある
シンプルにこれです。これが最初大変でした。フリーランスで稼ぐときは「お金が振り込まれるまでのタイムラグ」が発生します。仕事を受けること自体は、今の時代クラウドソーシングサイトなどでできます。しかし、お金がいつ入ってくるかは状況で変わります。
個人で仕事するときに「安定的に受注できるか」に意識が向かいがちですが、同じくらい「いつ収入が入るか」を知っておくのも大事です。意外と触れられないですが、アフィリエイトやその他プロジェクトの収益が入るまでタイムラグがあるので、それを見据えた行動計画が大事。
— モトセ・マヒロ (@atelier_mahiro) June 18, 2023
クライアントによって振込の締め日が異なったり、案件の受注が決まるまでに時間かかったり。その間も固定費は発生し続けるので、「タイムラグを考慮した稼ぎ方」が大切です。
自分の例を挙げると、こんな感じでした。
- アフィリエイト → 成果が確定するまでに平均1ヶ月以上かかる
- クラウドソーシングサイト → クライアントから発注を受けるまでのやり取りに時間がかかる
- 業務委託契約 → 契約に至るまでの手続きに時間かかる
収益が発生しているのに、引き出せないお金があるのは、割とストレスでした。
会社に所属していたときは、毎月決まった日に給与が振り込まれるので、深く考えたことがなかったのですが、フリーランスになるときは、これらを考慮する必要があるので覚えておいてください。
私も初めは「タイムラグを埋めるための仕事」なども受けてました。あとは、メルカリなど中古の出品。おかげで想定外のできるようになったことも増えました。悪いことばかりではないです。
会社員のときと前提が全く違う
要するに「会社員のときとルールが違う」ということ認識するのが大切です。フリーランスといっても全て当てはまるわけではないですが、クライアントを含めて環境が分かるとルールや前提が変わるということを知っておいてください。
この辺りは業界によっても大きく異なる部分だと思います。でも、共通して言えるのは「業務スキルを上げさえすればOK」という世界ではないということです。転職であれば「業務スキルを高めさえすれば収入が上がる」のですが、同じ感覚でフリーランスになるとわりかし苦労します。
タイムラグを切り抜ける方法
これらの問題を切り抜けるポイントとしては、次のとおりです。
- 情報収集力
- 状況判断と行動力
- 信頼関係の構築
深掘りすると、積極的に情報収集することで、自分の状況が把握できます。状況がわかると対策が考えられるので、不安を取り除けます。不安を取り除けると、冷静に判断ができるので、その判断に基づいて行動するだけです。
この辺りは言葉にするとシンプルですが、慣れないうちは少し大変に思うかもしれません。でも初めは皆できないと思うので、大丈夫です。やり続けるうちに分かってきます。
信頼関係は大切です。フリーランスで生きる場合はこれを第一優先にしてください。信頼関係を築けるようになると、クライアントからも信頼され、安定して仕事が回せるようになります。
ということで今回は駆け出しフリーランス事情というテーマで書いてみました。一部では「風の時代」や「個の時代」と言われているように、今後個人で活動する方はますます増えると思います。「仕事のスキルが高まったらフリーランスになれる」と私も長年信じていたのですが、他に知っておいた方が良いこともたくさんあるので、まとめてみました。フリーランスといっても、ステージによって必要なことが変わると思うので、今後も定期的に書きたいと思います。
フリーランスを目指している方の参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!
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