こんにちは。モトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。今日は仕事をテーマに今後10年くらいかけてポイントになることを書きます。個人の意見なので、参考になる部分だけ取り入れてみてください。いつもより少し長いです。
【今回の結論】
これから10年くらいかけて重要なポイントは「自分で仕事を作れる人になれるかどうか」だと思います。
自分で自分の仕事を創ること
ご存知の方も多いかと思いますが、ここ数ヶ月のAIの進化は目まぐるしいです。
Chat GPTやStable Diffusionはじめ、文字から画像、プログラミングまでありとあらゆる分野でAI化が進んでます。
そんな中、
「〇〇の仕事は消えます」とか
「〇〇の仕事はこれから稼げません」など
さまざまな議論がネット上に出ている状態です。
でも、ここでしっかり認識しておくべきことは、
「AIで仕事がなくなる」のではなく、「AIで仕事の形が変わる」ことだと思います。つまり、これまでの前提が変わったときに、「新しい前提のもと、自分で仕事を創れるか」がキーです。
クライアントワークは形が変わって、どの業界も縮小する部分はでます。なので、今から「自分で仕事(もしくはサービスや商品、売る仕組みなど)をある程度長いスパンをかけて作り始めた方がよい」という提案です。
依頼された仕事をするのか、自分で商品やサービスを作って売るか。
どちらが良くてどちらがダメという話ではなくて、両方できた方が良いと思ってます。(個人的な体感としては両方必須だと思っています。)
フリーランス的な柔軟な生き方や考え方が大事
ひとつ言えることは、
クライアントワークの形が大きく変わるので、収入の柱を増やしておいた方が良いということです。
そして、やるかやらないかは別として「稼ぎ方」をたくさん知っておくことも重要だと思います。
ここでは「フリーランス的な生き方」とタイトル付けしました。全てのフリーランスに該当するわけではないですが、私は現状この考え方をもとに生計を立ててます。
ヒントは越境
越境という概念が今後キーになると思ってます。簡単に説明すると「何かと何かの掛け合わせ」です。
おそらく皆さんもそうだと思いますが、学生の頃よく「将来なりたい職業は?」と聞かれると「ひとつの職業」を答えていたと思います。
「将来はデザイナーになりたい(他のデザイン以外の仕事はしたくない)。」
こんな感じで。
でも、今の時代は
「デザイナー × Webライター × YouTubeでハウツーの発信やってます!あ、必要があればLPも書けますよ!」
こんなスタイルが普通になってきていると思います。これからの時代、仕事はひとつだけとは限らないです。
会社員も本質的に同じです
「でもそれって個人で仕事してる人の話でしょ?」と思われたかもしれません。しかし、会社員もひとつの仕事だけをするわけではないと思います。事務仕事から営業や資料作成・プレゼン、打ち合わせなど、仕事の種類で分けると意外とやっていることは多いはずです。同じサービスを展開していても取引先が多ければ、その分だけクライアントの対応をしていることになります。給与という形で収入の柱が1つなので、実感しにくいかもですが。
これからは先ほど例に挙げたような、自分の専門とその周りの分野(もしくは全く別の分野)との掛け合わせをすることが当たり前になってくると考えます。
ちなみに、コロナ禍ですでに実践してる方はたくさんいらっしゃいます。
- Youtubeをビジネス展開するために利用する人が激増した
コロナで対面の営業ができないので、ネット上で営業する方が増えました。
かつては「Youtuber = 注目される動画を出して広告収入をとにかく稼ぐ」というイメージでしたが、コロナ禍で「自分の業界の専門知識を発信・集客してバックエンド商品を売る」といったマネタイズが強く根付いたのもこの時期だと思います。
かつてのYoutubeはエンタメがメインでしたが、「学びの場」としても利用されるようになったのです。コロナ禍になっていち早くその可能性に気づいて行動した方は、チャンネル登録者数も増えて結果的に複数の収入源ができたことでしょう。
これが越境です(本来の意味では少し違うかもしれませんが)。
- 自分の専門の仕事(クライアントワーク) × Youtube集客(それまでの自分と関係ない領域)
今後このような「何かと何かの掛け合わせ」が仕事面において重要です。
自分が何者かを自覚する必要がある
でも、「いきなり何かと何かの掛け合わせをしようと考えても、何を掛け合わせればいいか分からない」という方もいらっしゃるはず。過去の自分がそうでした。「何かしたいのに何をすればいいか分からない」というのはかなり苦しいです。
ちなみにそのような方は「自分が何者か」を自覚することが解決の糸口になります。自分という人間が何を大切に生きているか、を自覚できると強いです。
と言いつつも、いきなりそれを自覚するのはハードルが高いので、まず次のことを実践してみてください。
- 好きなことを見つける
- 自分で意思決定をする
- 小さなことから実践する
好きなことを見つける
何をするにしても、まずは好きなことを見つけることからだと思っています。先ほどから越境の大切さを書いてますが、嫌いなものをいくら掛け合わせても継続が困難なので、好きなことから広げることがコツです。
ちなみに自分の場合は
- カメラが好き
- 写真が好き
- 動画が好き
これらの好きを広げるために、
- ブログでカメラについて書いてみよう(文章の書き方を覚える)
- Youtubeにタイムラプスの動画を上げてみよう(動画編集を覚える)
みたいな感じで始めました。ブログを継続した結果、ライター業もできるようになったので、稼げる領域が拡がってます。
自分の好きなことを広げるために、未知の分野に手を出してみるのはアリだと思ってます。
自分で意思決定をする
何事も自分で決めて行動することが大切です。そして自分で意思決定するには、「どれを選んでどれを手放すか」が必要になります。
そして、この「どれを選んでどれを手放すか」という判断をするときに「自分の好きなことが何か」が分かっていると、素早く判断できます。分かっていないと判断基準が曖昧になるので時間かかります。
小さなことから実践する
どんな小さなことでも実践しましょう。ネットを見ると様々な「成功法」が出てきますが、結局最後は「自分なりの成功法」を見つけて実践できるかどうかです。おそらく、それを見つけるまで継続できるかが重要だと思います。
結論:色んなことをして生きてる魅力的な人になろう
話が少しそれましたが、今回のまとめです。これから仕事は「何かと何かの掛け合わせ」が大切になります。それらを通して私が目指すのは、自分という唯一無二の魅力的な人になることです。
AIの進化は止められません。ですので、「スキル」だけに頼るとAIに勝てなくなる日が来ます。
大切なのは「今を共に生きる人達に何を提供できるか」です。スキルだけでなく、自分という人間を通して何かしらの活動をすることが攻略の糸口になります。そのために必要なことを全部やる、というのが私の当面の行動指針です。
「生きて活動すること自体をコンテンツにする」を目指してます。
AIに全て置き換わる、とは思っていないです。人間は「完璧なもの」より「魅力的なもの」が好きな生き物なので、クオリティが高ければ全てOK、とはならないと思っています。この辺は超大金持ちであれば絶対幸せか、というと必ずしもそうではないのと似ていますね。
— モトセ・マヒロ (@atelier_mahiro) January 26, 2023
ということで今回はここで終わりにします。参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!